本当にいいFX会社の選び方

個人投資家がより安心して取引できるために、FX業界は規制が強化されました。たとえば、顧客証拠金の分別保管は「信託銀行への金銭信託」への一本化、FX会社のロスカットルールの整備と遵守が義務付けられるなどです。

その結果、FX会社の撤退や吸収合併が進み、2008年に130社以上あったFX会社は、2010年2月時点で100社を割り込んでいます。さらに8月には、レバレッジ規制が開始されたため、さらに加速度的に淘汰が進むと言われています。そうした中、FX会社を選ぶポイントが大幅に変わらざるを得なくなりました。

これまでは「取引会社の信用力」「低スプレッドや手数料無料などの取引コスト」「ハイレバレッジ」「信託保全の有無」などがFX会社を選ぶ基準でした。勝てないFXをしないためにも、今後は以下の4つがポイントとなってきます。

 

 

①取引システムの使いやすさや安定性

取引する際に「サクサクとストレスを感じさせなく取引ができるか」どうか。スリッページが頻繁に起こるシステムは、注意したほうがいいでしょう。システムダウンなどが頻繁に起きているかどうかも、確認したほうがいいと思います。HPの「お知らせ」で過去のシステムダウンの頻度は確認できます。

②カスタマーサポートの充実度

個人投資家からの多種多様の問い合わせを受け付けるカスタマーサポートの人材が、金融会社としての意識を持っているのか、自負があるのかということです。

初心者から上級者と、あらゆるレベルの個人投資家からの問い合わせに対し、的確にかつタイムリーに回答できる態勢および人材を整備しているかだけでなく、そのFX会社の金融会社としての信用力を図る尺度にもなります。

③取引銀行の数

取引銀行の数が豊富であることは、そのFX会社が銀行からの借用力が高いことを意味するだけでなく、手厚い流動性を個人投資家に提供できること、カバー取引がスムーズに行えることを意味します。つまりは、他社よりも競争力のあるスプレッドの提示ができる態勢であるということです。

④チャート画面の豊富さ、システムトレードの有無など商品の充実度

顧客の多様なニーズにタイムリーに商品を提供しているかは、今後長くそのFX会社と取引をしていくうえでの大きなポイントとなります。市場のニーズを把握し、取引システムの改善や商品の追加など、つねにFX会社として進化していっているのかが、見極めるポイントです。

当局の規制が強化され、従前のようなFX会社の法令違反、行政処分、最悪のケースの破綻などは、かなり減少することが予想されます。過去に行政処分があったかどうかは確認したほうがいいと思います。また、顧客とのトラブルが多い会社もチェックすべきです。これらは、インターネットで確認できます。