レバレッジ規制は怖くない

2010年8月1日よりFXのレバレッジが最大で50倍までになりましたが、取引参入時のレバレッジの考え方は基本的に変わりません。口座資金から1回の取引の最大損失額を決め、「取引参入レート」から「損切り水準」までの値幅を事前に決定します。最大レバレッジは50倍ですから、それを意識しながら1回の証拠金額を決めます。

先ほどの例では、取引金額2万ドルの場合、200万円÷50倍を選択すれば最低でも証拠金4万円必要。レバレッジ20倍を選択すれば証拠金は10万円となります。つまりレバレッジ規制ルールが適用されても、基本的な考え方は変わりません。

FXのレバレッジは、取引通貨ペア単位、または口座資金単位で最大レバレッジが50倍まで、と規定されています。50倍を超えることは法令違反になりますので、その前にFX会社の強制決済が発動され、取引できなくなると想定されます。50倍ぎりぎりの証拠金では、取引した瞬間に強制決済されることも想定しなくてはなりません。

だからと言って、1回の取引の最大損失額を変えてはいけません。レバレッジ規制があっても、為替取引の構造や市場の値動きは変化しないからです。

また証拠金が足りないからと言って、損切り幅を調節するようなことは絶対避けてください。特に損切りレートを残存証拠金とレバレッジから逆算して決めたり、チャートポイントぎりぎりのところを損切りポイントにして、値幅を少なく設定しても、かえって損失を生み出すようなものになりかねません。