一目均衡表によるトレード戦略

 

 

もうひとつ、転換点の探し方として一目均衡表を使ったトレード戦略についてもご紹介しておきましょう。一目均衡表は哲学的なバックグラウンドも網羅した非常に複雑な理論体系ですが、ここでは一般的に活用されている「雲」と「転換線・基準線」に絞っていきます。

雲の役割はレジスタンスやサポートです。上がってきたローソク足は雲が抵抗となり、値動きが止められやすいですし、雲を抜けてきたときは抜けた方向に相場が走りやすい傾向があります。ですから雲にローソク足が跳ね返されたときはチャンスとなります。

雲の下に跳ね返されたのなら売りですし、もし落ちてきたローソク足が雲の上部で跳ね返されたのなら買いです。雲を突き抜けていくようなら、抜けた方向についていけばいいだけです。これが雲を使ったチャートの転換点を読み解く簡単な方法です。

一日均衡表ではもうひとつ基準線・転換線も便利に使えます。その使い方はごくシンプルで、短期と長期の2本の移動平均線のようにゴールデンクロス、デッドクロスを見ればいいのです。

基準線を長期の移動平均線と見て、転換線が上抜けしたら「好転」と言って強気のサイン(ゴールデンクロス)、転換線が下抜けしたのなら「逆転」と言って弱気のサイン(デッドクロス)となります。具体的な取引としては「好転」で買い、「逆転」で売りです。