FXに勝つために感性を磨く

 

 

為替の分析には「感性」が大切。しかし、いきなりそう言われても皆さんは困惑するかもしれません。感性が大事だと言われても、感性はどう養えばいいのか?と。

かつてなら「プロならではの情報」「プロならではの情報網」がたしかにありました。しかし、いまやFX会社の提供する情報量は非常に充実しており、プロも個人投資家もほぼ同じ情報にアクセスできます。

しいて、プロならではということで言うならば、輸出企業や年金筋など顧客からの注文を見ていると、相場がどちらに向いているかという指標にはなります。しかし、それによって決定的な差がつくといったほどの情報ではありません。

プロも個人投資家も得られる情報の質、量に変わりがないとすれば、あとはやはり「感性」の勝負になってきます。感性をどう磨くか。そのヒントは日常生活にあります。

母親でも奥さんでも同僚でもかまいません。女性の顔色を見て、機嫌が悪そうだなと思えば「何があったのだろう?旦那さんとケンカしたのかな」と想像してみる。これも感性を磨くひとつの方法です。ただ、この方法だと答えを確認するとき「旦那さんとケンカしたせいで機嫌が悪いんですか?」なんて聞いてしまって、人間関係を悪くしかねません。

 

 

もっと簡単に、人間関係を損ねることなく感性を磨く方法があります。前を歩いている人が、次にどちらに向かって歩いていくだろうか?と推理してみるのです。ヒントはたくさんあります。

彼女の顔がどちらに向いているかもヒントになるでしょうし、スーツを着た女性ならビジネス街方面へ、カジュアルな服装ならデパート方面へ向かうのではと、服装がひとつのヒントになるでしょう。あるいは、金曜日の夜で、足早に歩いているので、これは飲食店街のほうへ曲がるかなどと、時間帯によっても示唆が得られるでしょう。

私はこれをある程度の確率で当てる自信があります。ただ、それには根拠が必要で「ある人が3つのエレベータのどの前に立つのか」と考えてみたときは、まったく当たりませんでした。偶然に左右される比率が高く、合理的に判断する材料に乏しかったからでしょう。

皆さんが電車によく乗るのでしたら、ムダに時間を費やすのではなく、少しだけこうした感性トレーニングを行ってみてはどうでしょうか。「あの人はどの駅で降りるのだろうか」と推理してみるのです。

「服装からして製造業っぼいので、次の駅で乗り換えるのでは」「日経新聞を熟読しているから金融関係だろう。だとすれば大手町で降りるかな」と、服装や行動、時間帯などから考えていくと7割くらいは当てられるようになります。

だいぶ為替からは話がそれたように思えるかもしれません。でも、FXだからといって特別な能力が求められるわけではありません。日常で通じる感性、合理的な判断力はFXでも通じるのです。