時間限定のシステムトレードとして利用する

FXの売買シグナルは、自動売買機能は付いてないけれど、売買のタイミングを表示・配信してくれるツールです。通貨ペアごと、またはテクニカル指標ごとに直近の売りポイント買いポイントを一覧で表示して売買サインを出す方法と、それらをテクニカルチャート画面上に表示するFX会社があります。

個々の売買シグナルのモデルには、その売買シミュレーションによる評価損益の結果が表示されています。よって、どのモデルの仮想実績がいいのか、その実績も過去1週間、1カ月、半年など期間別に確認でき、またその期間の勝率や売買シグナル配備頻度もわかります。

売買シグナルは、あくまでも売り買いの指示配信があるだけですから、自分自信で取引ルールを決めて、取引する必要があります。なぜなら、売買シグナルは月曜日から金曜日まで市場がオープンしている限り、途切れることなく配信が続けられますが、普通の人は、月曜日から金曜日まで24時間市場に張り付いてそのシグナルを確認し、指示どおりにトレードをし続けることは不可能だからです。

 

 

たとえば、仕事から帰宅してパソコンを立ち上げて、自分で選択した通貨ペアとそのモデルを確認すると、直近の売買シグナルが表示されているとしましょう。

そのとき、シグナル表示から10分以内なら指示どおりに売買するのか、そのシグナルよりも為替レートが優位だったら、表示された時間に関係なくシグナルどおりに売買するのか、あろいは次のシグナルが出るまで売買は待つのか、といった自分なりのルールを決めなくてはいけません。

取引を終了するときも、シグナル表示を待ってポジションが解消されるまでその日の取引は継続させるのか、あるいはポジションを持ちながら途中でやめるときは、利益確定の指値や損切りの逆指値を入れておくのか、を決めておくのです。

自分の心の弱さをトレードに反映させないために、システマティックにトレードするわけですから、シグナル配信とは違うタイミングで勝手に売買したり、ロスカットしたり、途中からシステム売買を復活するなど、ルールを無視しては意味がありません。これではシステムトレードではなくなります。

一般的な個人投資家が昼間は働いていることを考えますと、トレード時間は制約されます。そこで売買シグナルは、時間限定型のシステムトレードとして活用するといいでしょう。ただし、サインが出たら即取引をする必要がありますから、直近の売買サインがどのタイミングで出て、何回売買されているのか、一覧で確認できるテクニカルチャート画面上での配信機能のほうが、取引をイメージしやすいと思います。

さらに、チャート上からも取引できると、便利なだけでなくタイミングを逃すことも減り、より売買配備モデルの損益に近づけることができます。