FX会社などの情報配信で確認できる

最近は、FX会社が配信する為替情報により、シカゴ先物市場のポジションはFXの個人投資家にも身近な数値としてとらえられるようになりました。CFTCのホームページにアクセスすれば、直近の数値も公表後すぐに確認できますが、内容を吟味するには、かなり複雑な計算を必要とします。この情報は、FX会社などの情報配信で確認することをお勧めします。

投機筋が相場に対して強気の姿勢なのか弱気に傾いているのかを推測できるだけでなく、投機筋のポジションの偏りが大きくふくらむと、そのポジションを決済するときに市場に大きなインパクトを与える可能性が高くなります。

たとえば、ドル/円相場が円高に向かっているときに、シカゴ筋ヘッジファンドの円ロング(円買いのポジション)が大量に積み上がったと、過去の統計値と比較して判断できたと仮定します。しかし、何らかの原因でドルが反転上昇し、急速に円安に向かえば、ヘッジファンドは損失を回避するために円ロングをいっせいに決済の行動に出る可能性が高くなります。

ただでさえ、レバレッジをかけ大規模な短期売買で市場の値動きを振作するともいわれるヘッジファンドは、流動性の枯渇した状況では市場に大きなインパクトを与えます。さらなる円安の動きに弾みをつける結果になりかねません。

このようなグローバル投機筋の潜在的なリスクがあることを、シカゴ先物市場のポジションは暗示しています。ただ、計測日が火曜日で、実際その結果がその週の金曜日であるため、その間にポジションの数が変化していることは注意しなければいけません。