4勝6敗は「勝てないFX」か

損切りは、負けを認めるということですから、抵抗がある方もいるかもしれません。しかしFXでは、毎回勝つことはありません。勝てないときもあっても、トータルで収益が出ればいいのです。先ほども申しましたが、為替相場は売り買い一対で相場が成立しますから、レートが上がるか下がるかの確率は五分五分であり、予測が当たる勝率は5勝5敗となります。

しかし実際は、5回勝つチャンスがあっても、FXではだいたい1~2回くらいは勝てないものです。

たとえば、取引を10回するとしましょう。上がると思って買ったものの相場は下がり、速やかに損切りして5回勝てない。上がると思って買ったあとに思惑どおり相場は上がったものの、すぐに相場が戻り、結局買ったポイントより下がって損切りを実行して1敗。

思惑どおり上がったものの、利食いのポイントまでは届かず、結局下がってきて、買ったポイント以上に引き上げていた損切りポイントで切り、何とか1勝(ほとんどイーブン)、というところでしょう。しかし残りの3回で、この6敗を上回る収益を上げれば勝つのです。

「4勝6敗で勝つ」には、FXに勝てない時は速やかに損切りを実行して損を小さくし、勝つときはポジションの上乗せをして大きく勝つことです。評価益が出ているからといって、喜び勇んですぐに利食っている場合ではありません。予測が当たってトレンドに乗って評価益が出ているからこそ、収益の極大化を考えて真剣勝負をするのです。