FXのプロもチャートは欠かせない

FXのプロは、為替の取引フローといった生の取引情報を、プロ同士の情報交換などを通じて、じかに触れることができる環境にあり、そのうえで為替取引をしているのです。一方、個人投資家は、実際の為替の取引情報や流れをタイムリーに人手することはできません。取引量も、プロと比較すればわずかなものです。

しかし実は、プロであっても、個々の為替ディーラーとしては、個人投資家と基本的にはあまり変わりはありません。個人投資家の自己資金に当たるものが、プロにとっては会社の勘定であり、これが為替ディーラーのポジション量に紘当します。収益目標と損失限度額が与えられ、実績連動型の処遇体系となっています。

個人投資家より優位であるはずの生の為替フロー情報も、実は、すべてのFXのプロが同じ情報を共有しているわけではありません。取引先の銀行の規模や交流しているほかのプロのプレーヤーの数、取引時間帯によって情報量に偏りがあります。

 

 

また最近では、個人投資家もプロと同等レベルの情報端末を手に入れられるようになりました。たとえば、プロのディーリングルーム独特のニュースメデイアであったロイター(テレレーリ、ダウ・ジョーンズ、ブルームバーグなどが、FX会社からの情報発信や衛星放送によって、タイムリーに人手できます。セミナーを通した相場予測も行われています。

取引分析に使用するチャート機能も、FX会社の提供機能向上により、プロの分析機能と遜色がなくなってきました。また、HPやプログなどを通じて、ほかの投資家や為替ディーラーの相場観も知ることもできます。

そうした中でも、FXのプロはチャートポイントをしっかりと把握して、実際の取引ポイント(取引参入、利食い、損切り)に活用していることも事実です。つまり、実際の為替取引フローが把握できないFXに勝てない個人投資家にとっては、取引の主体はチャート分析で予測を行うことが基本です。

だからと言って、チャート分析手法を完全に理解することはありません。いまはFX会社が配信するチャートポイント情報が大量にあり、誰でも実際の水準を把握できる環境です。基本的なチャートの用語、見方・使い方およびテクニカル指標さえ理解していれば、勝てないFXに充分対応できる環境にあるのです。